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JOGMECカーボンニュートラル?イニシアティブ ~基本方針と具体的行動計画~

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 JOGMECは、我が国の産業基盤の維持?強化、経済繁栄、国民生活の安寧のために、エネルギー資源や鉱物資源の安定的かつ低廉な供給の確保を最優先の使命としながら、資源開発に伴う環境や労働安全衛生に関するリスク低減にも積極的に取り組んでいます。第4期中期計画においては、資源獲得競争に係る競争環境の好転を目指した付加価値創出や中長期的視点に立った地質構造調査、リスクマネー供給支援、エネルギーセキュリティとコアマテリアルの確実な確保等により、エネルギー?資源の安定的かつ低廉な供給に貢献するとともに、資源開発に係る環境問題への対応策にも取り組むこととしています。

 特に、世界共通の課題である気候変動問題に関しては、二酸化炭素(CO2)分離?回収技術開発、金属リサイクル技術開発や地熱資源開発など、脱炭素化のための技術や資源エネルギーの開発に積極的に取り組んできました。2018年12月には「JOGMECの持続可能な開発目標(SDGs)への取組方針」を公表し、重視すべき5つの行動基軸の1つとして「気候変動への対応と循環型社会構築への貢献」を位置づけ、組織として気候変動への具体的な対策に取り組んでいくことを示しました。

 また、2020年7月には「低炭素社会に向けた技術事業戦略」を策定するとともに、JOGMEC内に「CCS推進グループ」を新設し、CCS技術を用いた低環境負荷型の石油ガス開発への支援を強化する方針を打ち出しました。

 気候変動問題や脱炭素化に関する動向は世界的に加速する傾向が見られ、2020年10月には、我が国においても「2050年カーボンニュートラル」という明確な国の指針が示されたことで、再生可能エネルギーといったクリーンエネルギーや水素?アンモニアといった脱炭素燃料への転換も加速すると考えられます。エネルギー構造が複雑化していく中で、将来のカーボンニュートラル社会を実現するためには、エネルギーの安定供給と経済合理性を確保しながら段階的にエネルギーの脱炭素化を進めていくことが必要であり、そのためには引き続き化石燃料が重要な役割を果たします。また、化石燃料を水素を運ぶ乗り物と捉え、CCS、カーボンリサイクル等のCO2排出量を削減させる技術と組み合わせることで、脱炭素燃料である水素?アンモニアを安定的かつ安価に供給するとの役割も期待されます。長年化石燃料の開発を担い、地下資源に関する豊富な技術と知見を有し、かつ幅広い資源国との協力関係を有するJOGMECは、脱炭素化型の資源エネルギーの開発、それを通じた気候変動対応と資源エネルギー安定供給確保の同時達成を目指す上で、これまで以上に大きな役割と責任が期待されております。そうした認識の下、2021年4月1日には、カーボンニュートラルに資する事業をJOGMEC全体で推進するための横断的組織として、新たに「カーボンニュートラル推進本部」を創設いたしました。

 JOGMECは、以下の3つの基本方針に基づき、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて組織を挙げて取り組んでいくことをここに宣言いたします。また、カーボンニュートラルに向けた具体的な取組として、以下の行動計画(アクションプラン)に記載された事業を実施してまいります。それにより、変化するエネルギー需要に柔軟に対応しながら、我が国の資源エネルギーの安定供給を通じた、未来の脱炭素社会における経済と環境の好循環の実現に貢献するとともに、社会の要請に応じて役割や機能を変化?変革させつつ、困難な課題の解決に向けて挑戦してまいります。

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カーボンニュートラル実現に向けた3つの基本方針

 カーボンニュートラル社会の実現においても、化石燃料は引き続き重要なエネルギー源であるとの認識のもと、石油?天然ガス、金属鉱物等の資源?燃料の安定供給確保にこれまで以上に貢献してまいります。さらに、以下の3つの基本方針に基づき、気候変動に整合的な取組を進めてまいります。

1. クリーンな資源エネルギーへの取組強化

 油ガス田開発や鉱山開発等の資源開発事業におけるCO2排出量を削減するための取組に対する支援を強化します。
 
 着実なエネルギートランジションを促進するため、比較的CO2排出量の少ない液化天然ガス(LNG)の開発を推進します。特にアジア太平洋地域の経済成長を支えるガスサプライチェーンの基盤強化に積極的に貢献していきます。
 
 発電時のCO2排出量がほぼゼロである地熱資源の開発を推進します。国内における開発促進に向けた取組をより一層推進するとともに、海外事業展開や、新たなポテンシャル顕在化に資する技術開発を強化します。

 再生可能エネルギーや将来の電化を支える金属鉱物資源の安定供給に向けた取組を強化します。

2. 脱炭素燃料?技術への取組強化

 水素?アンモニアなど脱炭素燃料への取組を進めます。ブルーの水素?アンモニアのようにJOGMECの技術的知見が直接活用できる分野での支援を強化します。さらに、資源国との関係を活用しつつ水素?アンモニアのサプライチェーン構築?市場拡大に貢献していきます。

 CCSやカーボンリサイクルといった化石燃料の脱炭素化技術への取組を強化します。特にCCSについては、JOGMECの有する地下地上の技術的知見を最大限活用し、我が国企業がCCS適地を確保していくための資金的?技術的支援を強化します。

3. 脱炭素化に必要な制度整備への貢献

 クレジット制度等のカーボンプライシング、それらの基盤となるCO2削減量の評価手法や認証の枠組みなど、脱炭素化を進めていく上で不可欠となる様々な制度面での検討に積極的に関与し、カーボンニュートラル社会の基盤作りに貢献します。
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